情報メディア学科 研究室 – 愛知工科大学 Just another WordPress site Thu, 20 Feb 2025 08:38:19 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.5.15 /cms/wp-content/uploads/2020/12/cropped-大学ファビコン-32x32.png 情報メディア学科 研究室 – 愛知工科大学 32 32 加藤研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/4466/ Mon, 15 Feb 2021 07:55:16 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=4466

情報を楽しく視覚化して、よりわかりやすく相手に伝えるデジタルコンテンツ。Webページやアニメーション、プロジェクションマッピングなど、その技術や手法は多彩だ。例えば、地元商店街のイベントや地域のお祭りを盛り上げるプロジェクションマッピングの提案や、各店舗から出されるクイズに答えて商店街をめぐるスマホゲームの制作。また、色覚障がいを持つ人の感覚を理解するための疑似体験型プロジェクションマッピングなども制作。教室で学んだ知識・技術を地域社会の課題解決のために活かす活動を通して、市民的責任や社会的役割を身につける「サービスラーニング」を実践している。

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實廣研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/5486/ Fri, 05 Feb 2021 04:20:34 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=5486

コンピュータの能力の高まりとともに、音声認識技術は身近なところで応用されるようになった。しかし、自然な会話を理解するにはほど遠いのが現状だ。そこで、より現実的な環境で人と機械の会話を収録し、基礎的研究を行いつつ、音声認識および音声対話の精度向上を目指している。例えば、音声対話システムで観測される音声から、それがどの程度の距離から発声されたかを推定する。近くで発声されていれば、システムに話しかけている。遠くで発声されていれば、システムとは関係のないおしゃべりだ、と判定する。音声認識・音声合成・3Dモデル技術を活用した、学内の主な施設を案内してくれる音声対話案内システム「さぶろー」を制作、より自然な音声対話の研究に役立てている。

※「さぶろー」は、AUTのキャラクターの愛称。

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山高研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/5510/ Mon, 25 Jan 2021 06:29:57 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=5510

本研究室では、ヒトの様々な情報処理の仕組みを解明して、その知見を新しいVRシステム開発に活かすための研究を行っています。

 

例えば、私たちは後ろから「おーい」と呼びかけられて、「ん?」と振り向く。当たり前の反応のように思えますが、なぜ後ろからの声だと分かるのか、不思議に思ったことはありませんか?このような「音の空間性」を認識する能力を音像定位と呼びます。音像定位に大きく関わるのは、頭部や耳たぶの形状が音の伝達に与える影響を表す頭部伝達関数(HRTF:Head-Related Transfer Function)。この人が音を聞く特徴(情報処理の仕組み)を踏まえてオーディオ機器を制御すると、例えば手持ちのイヤホンで音楽を聴いても、コンサートホールのS席のような空間的な広がりを持った音楽体験が可能になります。このような3D立体音響に関する研究を行っています。

 

音だけでなく、人の様々な感覚情報処理の特徴をつかんで応用する研究は、臨場感にあふれたVRコンテンツ製作にも生かされます。その一例として、VR野球において高い臨場感を味わえるような手法の研究が行われています。

人間は誰しも同じ時間の流れの中を生きていますが、集中力が高まった場面や楽しく感じる場面では時間を短く感じるなど、生理的・心理的要因により時間感覚の伸縮が起こっています。これとは逆に、時間感覚の伸縮を意図的に操作した場合、人の感情・感性に何らかの影響があるのではないかと考えられます。即ち、インタラクティブなVRコンテンツを体験するときに、時間感覚の伸縮を疑似的に体験させることで、臨場感・楽しさ・満足感等といった人の感情・感性をコントロールできるのではないかと考えられます。そこで、VRバッティングにおいてボールとバットが接触した際に、VR空間内の時間を停止させることが臨場感及び迫真性評価にどのような影響を及ぼすかについて検討しています。

 

近年は、大きな社会問題となっている「あおり運転」をテーマとして取り上げ、大型ドライビングシミュレータを開発し、ドライバの運転挙動と心理・認知特性を考慮した「あおり運転」の撲滅を目指した研究に注力しています。

高臨場感VR環境構築に関する研究

運転行動ヒューマンインタフェースの研究

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次世代アナウンスシステムの開発

次世代アナウンスシステムの開発
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清水研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/13508/ Fri, 15 Jan 2021 07:17:29 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=13508

人間の視力は視野全体で一様ではなく、視野中心部分で最大であり、周辺部分に行くにつれて急激に低下することが知られています。広視野でありながら、視野の中心部分にのみ詳細な観測が可能な注目領域を与えることで視野全体の視覚情報量を大幅に削減します。さらに人間は眼球運動を組み合わせることで、広い行動空間をより少ない情報量で出来るだけ詳細に観測しています。このような人間の視覚は広角中心窩視覚と呼ばれます。私たち人間は刻刻と変化する生活環境の中で、不要な情報を出来るだけ脳に持ち込まないことで高速な視覚情報処理を可能とし、危険を回避して安全な行動を実現しています。

Space-variantビジョンは、カメラからの画像情報を取捨選択して非一様な解像度で獲得し、ロボットや自動車、コンピュータシステムの眼として用いるSmartセンシングの研究分野の一つです。その代表格である広角中心窩視覚センサは、データ通信量やストレージ量を低減し、実時間処理と呼ばれるより高速処理を可能にし、ロボットの行動決定や車の自動運転支援といった知能ロボット及び知能機械システムの眼として研究されています。近年では、路上における自動車と歩行者、医療介護現場におけるサービスロボットと患者のように人間と機械が共存する環境において、素早いだけでなくより安全に機械が行動できるように、広角中心窩視覚を有する人間が環境をどのように知覚しているかを含めた研究が行われています。

清水研究室
清水研究室
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國立研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/5490/ Tue, 05 Jan 2021 06:00:26 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=5490

通信は我々の生活に不可欠なものとなり、様々な場面で膨大なデータがやり取りされています。しかし、有線通信は電線を必要とするため、重たくなったり、電線配索のための場所の確保や手間がかかります。さらに電線製造には多くの資源も必要です。

最近では電線を使用しない無線通信が注目され、既に多くの場面で利用されています。しかし、無線通信は有線通信よりも信頼性が低かったり、伝送速度が遅かったり、機器が高価になったり、設置に専門知識が必要などの課題も存在します。

こうした課題に取り組むべく、私たちの研究室では、高信頼性、低遅延、低コスト、低消費電力(電力供給)なネットワークを構築するための研究に取り組み、誰もが安心して手軽に利用できるより柔軟で効率的な無線通信技術の実現を目指しています。

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小林研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/5513/ Fri, 25 Dec 2020 02:36:25 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=5513

コンピュータの仮想空間に作成した3次元モデルデータが、3Dプリンタによって簡単に実物となって現れる。そんな時代がやってきました。3Dプリンタの適用範囲は工業製品の製造のみならず、先進医療、住居建築、食品加工にまで及んでいます。
3Dプリンタの加工用モデルデータは、主に3DCADを用いてモデリングという作業を行うことで作成します。モデリングは、CGアニメやゲーム制作において、キャラクターやアイテムなどの設計にも欠かせない技術です。
こうして、CAD(※1)、 CAM(※2)、およびCAE(※3)に関する技術は、さまざまな産業やサービスを通して私たちの生活と深く結び付いています。

この研究室では、それら技術の新たな適用範囲や利用方法について模索、提案する取り組みを進めています。


※1「CAD」(Computer Aided Design:コンピュータ支援設計)
※2「CAM」(Computer Aided Manufacturing:コンピュータ支援生産)
※3「CAE」(Computer Aides Engineering:コンピュータ支援解析)

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手塚研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/6731/ Mon, 14 Dec 2020 21:00:22 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=6731

単にアニメや映像エンタメを作るのみならず、既存の研究としては、3DCGで設計した釣竿を竹工芸として手で削り出し、最新のカーボン竿に負けない高性能で実用的でありながらも芸術性の高い竹竿の制作研究などをしています。

イネの仲間の竹は成長が早く、里山崩壊問題の主因になっていますが、逆から見ればCO2吸収が早い我が国特有の再生可能素材です。これも一つの環境を意識したCGの応用研究と言えるでしょう。

ゼミ生には、自作ボーカロイド楽曲に映像を付けようと日々取り組んでいる人も居ます。そういう、幅広い3DCGの応用が特徴の研究室です。

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寺谷研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/5478/ Thu, 10 Dec 2020 06:56:54 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=5478

私たちの研究室は、革新的な3Dイメージングシステムを通じてイマーシブ・ビジュアル・メディアの進展に取り組んでいます。これにより、視覚体験をよりリアルで没入感のあるものにすることを目指しています。私たちのアプローチは、複数の視点から詳細なシーンをキャプチャするために、プレンオプティックカメラや深度カメラを含む高度なカメラアレイを利用した3D取得から始まります。このデータは厳密な処理を経て、次のプロセスやアプリケーション、例えば圧縮と表示に向けた正確なキャリブレーションとデータ表現を確保します。


その後、情報は圧縮フェーズにかけられ、高度なエンコーディングとデコーディング技術を用いて、効率的なデータ管理、保存、および伝送を可能にします。これはMPEGのイマーシブ・ビデオ標準化の目的に基づいて行われます。レンダリングされた出力は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、インタラクティブ2Dインターフェース、マルチビュー・ディスプレイなど、さまざまな形式で提供され、幅広い没入型体験を可能にします。私たちのシステムはシームレスな統合を考慮して設計されており、仮想および拡張現実の分野において多様なアプリケーションに適した高品質の視覚出力を保証します。

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館研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/13184/ Tue, 08 Dec 2020 05:42:09 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=13184

同じ操作を毎日、もしくは、定期的に行っていませんか?同じ操作とはいえ、タイプミス・操作ミスは避けられません。例えば、紙媒体を電子媒体にする、メールの添付ファイルをダウンロードする、この後、ファイル名の変更やフォルダーに分類などする場合を考えます。これらの操作を自動化できると、タイプミス・操作ミスの軽減、心と時間に余裕ができます。

質問・相談をしたくても挙手できない受講生に気付きたい、質問・相談の時間を多く持ちたい、という私自身の体験から、AIや統計を活用して受講生の状況取得、受講者の提出物を1ファイルにまとめるWindowsアプリの開発より、人の挙動の見える化、データの見える化、作業の効率化に関する研究・開発を行っています。

例えば、講義・演習・採点などの作業自動化などの負担軽減、LMS(Learning Management System)との連携、IoT(Internet of Things)を用いた負担軽減となるシステム開発を行っています。

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久徳研究室 /department/media_informatics/media_informaticsresearch/5517/ Sat, 05 Dec 2020 04:28:59 +0000 /?post_type=media_informaticsres&p=5517

自動車の運転は、認知・判断・操作の繰り返しです。先進運転支援・自動運転技術の実現においては、その一部、もしくは全部をシステムがになうことが求められます。本研究室が取り組むのは、「歩行者はどこにいるか?」「他の車両の状況は?」など認知に関する技術。カメラや車載センサの精度は近年向上したものの、あらゆる状況に対応することは依然困難です。例えば可視光カメラは夜間などの条件下では、その性能を十分に発揮できません。一方、遠赤外線カメラはさまざまな環境に対応できますが、可視光カメラより撮影できる情報が乏しい弱点が。技術レベルを向上させるのはもちろん、こうした認知モジュールの特性を把握し、補完しあう手法の構築も重要な研究課題となります。環境や観測対象にあわせた最適なパターンを探ることで、より洗練されたシステムを実現したいと考えています。

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