AUTFUN – 愛知工科大学 愛知工科大学は、モノづくりが盛んな愛知・三河で、実践的な学びを通して未来のエンジニアを育てる大学です。工学部の3学科「機械システム工学科」「電子ロボット工学科」「情報メディア学科」と大学院を擁し、変化の速い現代社会に対応できる実践的なエンジニアを育成します。 Mon, 07 Jul 2025 02:38:56 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.5.16 /cms/wp-content/uploads/2020/12/cropped-大学ファビコン-32x32.png AUTFUN – 愛知工科大学 32 32 卒業生とツーリング /autfun/14168/ Mon, 07 Jul 2025 02:38:56 +0000 /?post_type=autfun&p=14168

機械システム工学科 教授 大平 哲也 /OHIRA Tetsuya

先日、今年卒業した大平研究室のOBを誘って、バイクでツーリングに行ってきました!
目的地は、長野県駒ケ根市のご当地グルメ「ソースかつ丼」。訪れたのは、地元で人気の茶そば屋「いな垣」さん。ここはソースかつ丼が絶品で、衣はサクサク、中はジューシーなのに、脂っこさがなく、とても美味しいんです。私のお気に入りのお店で、ツーリング仲間にも大好評でした。

食後は近くのスイーツCAFÉでまったりと休憩。美味しいコーヒーとケーキで、旅の疲れも癒されました。往復350kmの道のりでしたが、天気にも恵まれ、自然を感じながらリフレッシュできる最高の一日になりました。

卒業生や仲間と走るツーリングは格別ですね。風を感じながら走る時間は、日常を忘れて心が自由になれる気がします。これだからバイクはやめられません!

ちなみに大学では、バイクを活用した研究も行っています。バイクに興味がある方、ぜひ研究室に遊びに来てくださいね!卒研やツーリングの話など、いろいろ語り合いましょう!お気軽にどうぞ!

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ヘリコプター搭乗記 /autfun/5318/ Fri, 16 Oct 2020 06:58:11 +0000 /?post_type=autfun&p=5318

自動車工業学科 助教 加藤 寛/KATO Hiroshi

2020年10月ぐらいにアップされていると思います。

前回この「AUT FUN」に投稿した「献血活動」が2019年12月公開で、まさにそのころから「COVID-19」coronavirus disease 2019(2019年に発生した新型コロナウイルス感染症)で、SARS-CoV-2と呼ばれるウイルスが原因で起きる感染症が、あっという間に世界中に感染が拡大しました。
日本においても、4月7日、安倍首相が東京都や大阪府、福岡県など7都府県を対象に「緊急事態宣言」を発出しました。
本学においては、4月2日の入学式を挙行し、数日間のオリエンテーションを行い、4月8日から授業を行う段階で「緊急事態宣言」を受け、対面授業を全て取りやめることとなりました。臨時休校中は課題による対応を行い、6月1日からは通常授業を開始しましたが、短期大学は実習時間が多く、6月、7月は土曜日も授業を行い、学生、教職員一丸となって、感染対策を行いながら、今現在、後期の授業も進めています。

そんな中ですが、今回ヘリコプターに乗る機会があったので、報告をさせていただきます。

本学のある蒲郡市から高速を使って1時間ちょっとで小牧市にある名古屋飛行場(県営名古屋空港)に行くことができます。
名古屋飛行場は2005年、中部国際空港(セントレア)が開業するまでは海外便もあり、筆者も何度か海外へ旅行するのに利用していましたが、現在は国内便のみの空港となり、施設もコンパクトになっています。しかしながら、名古屋市からの距離は近く、敷地内には「あいち航空ミュージアム」といった、航空機の展示やさまざまな体験ができる施設や、航空自衛隊・小牧基地もあり、普段見ることができない機体も見られ、また、商業施設も併設されていて、一日楽しむことができます。

その空港の中に、今回お邪魔したヘリコプターでの遊覧飛行を行っている「SECO INTERNATIONAL」様があります。

手続きはいたって簡単で、電話にて事前予約をし、当日時間までにお邪魔します。当日の天候次第で中止もあるようですが、今回は大丈夫でした。中止の場合は電話をいただけます。
到着したら応接室に案内されて、簡単な説明や、飛行機に乗るとよく見る緊急事態時の救命胴衣の使い方のビデオを見て、ものの数分で、格納庫へ移動となります。
搭乗前には金属探知機を通るところも、飛行機に乗るのと同じでした。ただ、搭乗時に風で飛ばされる危険性があるため、帽子等はロッカーにしまいます。
格納庫前にはワゴン車が用意されていて、いよいよヘリコプターのある駐機場へ移動ですが、格納庫からすでにヘリコプターが見えていました。

ワゴン車からの一枚です。すでにプロペラは回転しており、搭乗への期待と不安で気持ちが高ぶってきました。
搭乗前には感染対策で、機内の消毒や搭乗時に装着するヘッドセットの用意などをしていただきました。機体はアメリカ製・ロビンソン社のR44型の4人乗りで、体がすっぽり入る感じのかなりタイトなつくりでしたが、窓が大きく展望は素晴らしかったです。

ここで、なぜヘリコプターは飛べるのか?ですが、

ヘリコプターには常に4つの力が働いています。

揚力(Lift)上向きの力

ヘリコプターを上方に引っ張り、浮き上がらせようとする力

重力(Weight)下向きの力

ヘリコプターを下に引っ張る力

推力(Thrust)前方向の力

ヘリコプターを前に進めようとする力

抵抗(Drag)後方向の力

ヘリコプターを後ろに引っ張ろうとする力

この4つの力の大きさを変える事により、ヘリコプターは上昇、前進、降下、後進、さらにはホバリング(空中停止)をすることが出来ます。

テールローター

ヘリコプターには写真の丸のところの「テールローター」があります。
ヘリコプターの上のブレードが左方向に回転し始めると、作用反作用の法則により、ヘリコプター自身がブレードの方向と逆方向に回転し始めてしまいます 。テールローターは、ヘリコプター自身の回転を止め、真っすぐ飛ぶ姿勢を得るために、その回転方向と反対方向の力を発生させるために取り付けられています。また、このテールローターにより得られる力を利用して、左右方向に360°ターンすることも可能です。

飛行中は、基本的にローターの回転面を傾けることにより好きな方向に進むことが出来ます。前進飛行のときには、上向きに使っていた揚力の一部を、ローターの回転面を前方に傾けることで、推力として使用し前進できます。また、このとき揚力を変化させる(増やしたり、減らしたり)ことで、前進しながら上昇したり、降下することができます。同じ理論で、ローターの回転面を傾けることで、ヘリコプターを左右に進めたり、後進させたりすることができます。
また、ヘリコプターの特徴の一つに、ホバリング(空中で停止している状態)がありますが、基本的に推力・抵抗は存在せず、揚力と重量(重力)のつりあいのみで空中停止している状態です。

離陸時の動画

パイロットさんが管制塔とのやり取りをする会話が、ヘッドセットから聞こえ、気分が高鳴る中、いよいよ離陸ですが、浮き上がるときは、気が付いたら飛んでいたぐらい、あっさりと数メートル浮き上がりました。
そのまま上昇するかと思っていましたが、飛行機同様、滑走路からの離陸でした。動画でわかると思いますが、機体をかなり傾けながら、滑走路へ進んでいきます。
滑走路に入って数秒後には一気に上昇して行きました。

離陸後の写真

右側に滑走路、真ん中の建物が商業施設の「エアポートウォーク名古屋」です。滑走路に張り出して駐車場があり、間近で飛行機が離発着しています。

左の写真中央が名古屋城です。右の写真が名古屋駅です。ちょうど間を抜けながら旋回して帰ります。天気があまり良くなかったので、遠方はかすんでいて残念でした。

名古屋市北区上空です。名古屋高速1号楠線の特徴的なループの黒川インターが見えます。

今回のフライトについて

今回はお試しコースの体験フライトで、約7分間の飛行でしたが、飛行機とはまた違った体験でした。非常に安定していて、以前に小型のセスナにも乗ったことがありますが、そちらの方がめちゃめちゃ怖かったです。

いかがでしたか?
コロナの中、感染対策を心掛けながらの生活はしばらく続くと思いますが、対策を十分とりながら、いろいろな体験を学生たちにもしてもらいたいと思います。

お知らせ

来年度の話になりますが、今現在、2年生・後期の選択実習(OMS・ワン・モア・セミナー)に、ドローン整備の実習を導入すべく、準備中です。あくまでも整備の観点から構築しますが、これからの物流の一方式とも考えられ、今後成長する分野でもあり、取り扱いや、法令関係など知らなければならない知識が多くあります。自動車整備と合わせ、ドローン整備も学んでもらいたいと思います。

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献血活動 /autfun/5322/ Thu, 17 Oct 2019 09:16:37 +0000 /?post_type=autfun&p=5322

自動車工業学科 助教 加藤 寛/KATO Hiroshi

2019年12月ぐらいにアップされていると思います。

東日本大震災から約8年半となり、また、熊本地震から約3年半となります。時代は令和となりましたが、震災を忘れず記憶を風化させないように。

私どもの大学は、名古屋市熱田区にある「 学校法人 電波学園 」の設置校の一つで、学校法人電波学園は1952年(昭和27年)に名古屋市熱田区に名古屋無線電信学校を設置したのが始まりで、現在は、大学1校、短期大学1校、高等学校1校、専門学校8校、外国語学校1校を擁する総合学園となっており、『社会から喜ばれる知識と技術をもち、歓迎される人柄を兼ね備えた人材を育成し、英知と勤勉な国民性を高め、科学技術・文化の発展に貢献する』を建学の精神として、工業系から文化教養系まで幅広い分野にわたり学校教育を行っています。在学生は海外留学生を含め8500名、卒業生数は17万1000名に及んでいます。

その電波学園が60周年を迎えた時に、学園全体として「地域社会への貢献活動全校キャンペーン」を行い、そのうちの一つとして、献血活動を行いました。

献血とは、病気の治療や手術などで輸血を必要としている方のために、健康な人が血液を無償で提供する「ボランティア活動」です。

病気やけがの治療のため、輸血や血液製剤を必要とする人たちが1日あたり約3,000人いるそうで、輸血に使用する血液は、まだ人工的に造ることができず、長期保存することもできないそうです。
よって、この血液製剤は、献血により作られ、血液を必要とする多くの患者さんが、日々救われているそうです。ただし、輸血に必要な血液を安定的に確保するためには、継続的に1日あたり約13,000人の協力が必要だそうです。
また、輸血用血液製剤のうち、40%近くは悪性新生物(がん)の患者さんの治療に使われているそうです。

電波学園60周年以前より、私どもの大学は入学してすぐのオリエンテーションのときに献血バスをお呼びし、学生や教職員で献血に協力をしてきました。
自分自身も、大学に献血バスが訪れることをきっかけに献血を始めました。
しかし、残念ながら入学者数減少もあり、また、学生の注射への苦手意識か、年々協力をしていただける人数が減り、献血バスをお呼びするのが申し訳なく、現在は来て頂いておりません。

献血の種類には、全血献血と成分献血の二種類があり、また、全血献血には200mlと400ml、成分献血には血小板献血と血漿献血があります。
全血献血は200mlまたは400mlの血液を取ってしまうので、健康な人でもそれなりに体への負担がありますが、献血自体は短時間で終わります。
成分献血は、血液を抜き、そこから遠心分離機で必要な成分を分離・抽出した上で、また体に戻します。全血献血に比べ、体に優しいというメリットがありますが、時間がかかります。
献血の間隔も体への負担がある全血献血400mlは、男性で12週間、女性で16週間、間を開けなければいけませんが、体に優しい成分献血は2週間で次の献血が可能となります。
献血バスは機器の関係か、全血献血のみの対応のようです。より献血に協力するには、献血ルームに訪れたほうが、より多く協力できます。
愛知県の献血ルームは、瀬戸・豊橋・栄・豊田・岡崎・大須万松寺・名駅のタワーズ20・ゲートタワー26の8か所あります。
休日の半日ほど、他の用事と掛けあわせながら全ての献血ルームを制覇し、また、主に成分献血を行うことで、献血回数は増えて行きました。
献血は年齢制限等ありますが、誰でも出来る一番身近な「ボランティア活動」です。毎日どこかの会場での献血バスや、県内8か所の献血ルームなど、まずは出かけてみてください。

献血の手順は、受付にて身分確認、次に30秒のシーフテスト(腕をあげて、しびれが無いかのテスト)、次にいくつかの質問、次に血圧測定と医師による問診、次に少量の採血によるヘモグロビン濃度測定、ここまでで問題が無ければいよいよ採血となります。
採血自体は全血献血で10分ぐらい、成分献血で40分から90分(状況によります)、受付等で15分程度、採血後も休憩で10分ほどですから、時間的に余裕を持って臨めば、思ったほどかかりません。ただし、休日は大勢の方が「ボランティア活動」をされているので、特に成分献血は予約を取って行かれた方がスムーズに流れて行きます。

各献血ルームとも、飲み物とお菓子が用意され、特に水分の補給は絶対必要で、成分献血は時間もそれなりに掛かるので、採血中も飲み物を飲みながら行います。また、どの献血ルームも、テレビやDVDが用意されていて、雑誌なども豊富にあり、ある意味、喫茶店で休憩しながらの「ボランティア活動」です。
また、献血後に検査サービスとして、血液の各種検査結果が後日郵送されます。継続的に献血を行うことで、自分の健康状態が把握できます。

最初は年に一回の献血バスから始まり、その後、献血ルームへ行くようになり献血に協力を続け、この度、献血回数100回を超え、日本赤十字社 愛知県支部様から「日本赤十字社有功章 金色有功章」を頂きました。

献血には表彰制度があり、献血回数10回、30回、50回および50回到達者で以後50回ごとに到達するとガラス器を頂け、さらに、献血回数70回以上の場合、銀色有功章(ガラス盃)、献血回数100回以上の場合、金色有功章(ガラス盃)が頂けます。

最初にも書きましたが、献血とは、病気の治療や手術などで輸血を必要としている方のために、健康な人が血液を無償で提供する「ボランティア活動」です。
特に、若者の献血離れが深刻で、10~20代の献血者数はこの20年で半減し、それに伴って総献血者数も減少傾向にあるそうです。

今年の自動車短期大学の夏季休業は、二年生は8月2日から9月1日まで、一年生は同じく8月2日から9月12日までの長い夏休みとなります。同じ整備士を目指す専門学校や大学校に比べ、余裕のある夏休みを過ごすことが出来ると思います。
長い夏休みの半日で良いので、ほんの少しの勇気を出し、一番身近な「ボランティア活動」に参加してみてはいかがでしょうか?

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2019 AUTOBACS SUPER GT ROUND3 SUZUKA GT 300km RACE ホスピタリティラウンジ 観戦記 /autfun/5328/ Thu, 20 Jun 2019 04:01:02 +0000 /?post_type=autfun&p=5328

自動車工業学科 助教 加藤 寛/KATO Hiroshi

2019年6月ぐらいにアップされていると思います。


この「AUT FUN」のコラムも今回は短期間での連続掲載で、計24本目となり、特にスーパーGTは毎年観戦に行っています。


今年は開幕戦、岡山の目当てのチケットが、ネットでわずか数秒での完売となり、残念ながら観戦できませんでした。結果的には天候不良で大荒れのレースとなり、クラッシュも出てしまい、30周を終えたところで途中終了。知り合いからLINEで「結果オーライ」を頂きました。

第二戦の富士はチケットを手に入れ、令和に変わる10連休の中での開催で、予選、決勝の二日間で延べ91,800人の来場者だったそうです。
ピットウォークもグリッドウォークも人、人、人で炎天下の中、長蛇の列に並び、日焼けが大変でした。

レースの方は、決勝直前までは好天に恵まれ、順調でしたが右の写真のように雲行きが怪しくなり、決勝直前のグリッド上でレインタイヤに履き替える状態で、スタート直後は雷が轟いていました。
開幕2レース続けての悪天候でした。

毎年一番近い鈴鹿は、学校行事の「オープンキャンパス」と重なり、観戦できませんでしたが、今年はタイミングが合い、チケットも手に入れることができ、さらにそのチケットが「ホスピタリティラウンジ」で、その観戦記を報告させて頂きます。

ホスピタリティラウンジとは、右の写真の真ん中あたり、看板の上に見えるガラス張りの部屋で、鈴鹿サーキットのピットビル2Fにあります。
その他にも色々と特典が付いていましたので、紹介していきます。

ネットからチケット購入手続き後、カード決済すると後日郵送で写真のセットが送られてきます。ラウンジパスや駐車券、各種案内が入っていました。

今回のチケットには駐車券付きを選べる特典があり、また駐車場もプレミアムエリアパス専用の駐車場で、入場ゲートもグランドスタンドに近い、モータースポーツゲート(旧No.9ゲート)と言った、関係者が入場するゲートから入れました。

入場時には右の専用PARKING PASSとLOUNGE PASSのチェックがありました。

毎回、岡山や富士では数時間掛って一般入場していたので、これだけでも大きい特典です。

駐車場は普段、安全運転講習等が行われている、交通教育センターのコースでした。
たくさんのホンダ車が並べてありました。

予選日は6時半ぐらいにゲートオープンとなり、駐車場から100mぐらいでグランドスタンドのパドックトンネルに入れます。
入り口ではパスチェックが行われています。
この距離感も大きな特典ですね。

パドックトンネルを突き当りまで進んで階段を上り、さらにセンターハウス2Fを抜けると正面にホスピタリティラウンジの案内が見えてきます。
部屋数は全部で11あるようです。

11ある部屋のうち、多くはスポンサー用の部屋となり、一般購入者用の部屋は今回、ファミリー用をのぞき、3部屋用意されていましたが、運よく1番の部屋となりました。
先着順かな?

ラウンジ内は自由席の相席ですが、レースの実況放送と、順位やラップタイムなどが一目でわかる、モニターが設置されています。

1番の部屋が良い所は、角部屋でしかも1.2コーナーが見渡せるからです。
ストレートからのオーバーテークは実際迫力があり、見ごたえのある場所です。
これがエアコンの効いた快適な環境で、観戦することができます。
写真は早朝で、コース上ではオフィシャルの方々が準備に追われていました。

ラウンジの前には屋外テラス席があり、真下では給油やタイヤ交換などのピット作業が手に取るように見ることができます。
写真は早朝のオープンピット(公開車検)の準備をしているところです。

予選日の7時よりオープンピット(公開車検)が始まりました。
部屋からピットへの行き来も、すぐ横に階段があり非常に便利です。これも特典。

2019年GT500クラスは昨年度同様15台のエントリー(LC500 6台、NSX-GT 5台、GT-R 4台)で変わりませんが、GT300クラスは29台のエントリーの中、New Machineが3台エントリー。
右の写真はAston Martin Vantage GT3です。3982ccのV8 TWIN TURBOエンジンを搭載しています。

こちらは、McLaren 720S GT3です。
4000ccのV8 TWIN TURBOエンジンを搭載しています。
元の720Sは720PSを表しているそうですが、GT3車両はパワーを抑えているそうです。

こちらは、TOYOTA PRIUS PHV GR SPORTです。プリウスと言ってもFR車両で、エンジンもRC F GT3と共通の、2UR-G 5400ccのV8 NAで、この30号車はハイブリットが非搭載だそうです。
音が半端ないって!

GT300と一言で言っても、FIA GT3、JAF-GT300、JAF-GT300 MCとあり、それぞれ特徴があって、GT500との混走の面白さもありますが、GT300のサーキットごとの走りの面白さもあります。カテゴリーが分からない人はWebで!

日が昇りだんだんと暑くなってくる中、再びラウンジに戻ってくると、これも特典の大会公式プログラムが頂け、飲み物も時間内であれば飲み放題で、テーブルまでオーダーを聞きに来ていただき、運んでもくれます。快適で贅沢なひと時を過ごすことが出来ます。

予選日はその後、FIA-F4の予選、SUPER GT 公式練習、ポルシェカレラカップ ジャパン予選、アジア予選と続いていく中、鈴鹿サーキットには「激感エリア」と言った走行する車両を間近で観戦する場所が3か所、また、離れた「スプーンエリア」への、各シャトルバスが乗れます。
写真は「激感エリア」の一つの2コーナー内側から撮ったDENSO KOBELCO SARD LC500 です。ちょっと流し撮り。

午後からは人気のイベントである「ピットウォーク」があります。ここでも特典で、「プライオリティ入場」と言った、一般入場より予選日は5分早く入場できます。また、ラウンジパス参加者の入場口が2Fなので、日陰で風通しが良く、毎回炎天下の中、長い時間行列に並んでいたことを思うと、素晴らしい特典です。

ピットウォークも終り、FIA-F4の決勝後、いよいよスーパーGT予選が始まります。屋外テラス席の真下からGTマシンが出て行きます。
予選はノックアウト方式で、詳しくは以前の「AUT FUN」を参考にして下さい。

Q1、Q2の結果、GT300クラスのポールポジションは、とびらの写真の№25号車、「HOPPY 86 MC」となりました。チームは「つちやエンジニアリング」です。プライベータチームで、今期は初戦の岡山でクラッシュしてしまい、修復には同じGT300に参戦している「TEAM UPGARAGE」が昨年まで同じマザーシャーシを使っていたので車両を提供してもらい、パーツを移植し富士から参戦しての、今回のポールポジションで、決勝でもドラマがありました。
GT500クラスは、Q2のチェッカーフラッグが振られた最後の最後に、№36号車「au TOM`S LC500」が逆転でポールポジションを獲得しました。

予選日はその後、ポルシェの決勝、人気イベントの「キッズピットウォーク」と続きますが、渋滞を考えサーキットを後にしました。岡山や富士では車中泊をしていますが、鈴鹿は片道1時間半なので、余裕で往復できます。さすが近場です。

決勝日は8時半からFIA-F4の決勝から始まりますが、「ピットウォーク」のため、早々と列に並びました。昨日と同様、日陰で快適に待ちます。決勝日の特典で「プライオリティ入場」も昨日よりさらに一般入場の15分前に入れます。

せっかくの機会なので入場と同時に№1号車「RAYBRIG NSX-GT」のドライバーのジェイソン・バトン選手と山本尚貴選手のサインを頂こうとしましたが、さらに5分早く入場できる「VIPスイート・プレミアム」の方々で、定員に達してしまいました。残念!

その後選手紹介が行われるところ、ラウンジでこちらも特典の「スペシャルランチBOX」を頂きました。モニターで選手紹介をじっくり見ながら頂き、贅沢ですね。
ポルシェの決勝も見晴らしの良く快適なラウンジでゆったり観戦しました。

モニターでは予選のダイジェストが流されたりしていました。
いつも決勝でもなかなかコース全体の様子はつかみにくいですが、実況放送を見ながら、ホームストレート、1,2コーナー、S字コーナーあたりまで見渡せるので、本当にプレミアムな場所でした。

今回ひとつ残念だったのは、いつもグリッドウォークに参加していましたが、このパスにはその特典がありませんでした。
しかし、写真にあるようにめちゃくちゃ人が多かったですね。

グランドスタンドでは各ファンシートから、ビッグフラッグによる応援が行われています。「SUBARU」「LEXUS」「ARTA」「Keihin」「Honda」とあり、今回「東海地区スバルグループ、スバル販売会社グループ一同、株式会社SUBARU、スバルテクニカインターナショナル株式会社」各位のご厚意により、本学1年生の学生をイベントに招待していただきました。応援席のどこかにいると思います。この場を借り、お礼申し上げます。

開幕、第2戦と悪天候のため中止されていましたパレードラップですが、30度近い暑さの好天に恵まれ、三重県警の白バイ6台、パトカー3台によるパレードラップ後、1周のフォーメーションラップがあり、ローリングスタートによる52周の決勝レースが始まりました。
望遠で1コーナーを写しましたが、ちょっと遠かったですね。

2F屋外テラス席からメインストレートの車両を撮りましたが、フェンスが邪魔でしたね。3Fのホスピタリティテラスの指定ブースにも入れるので、そちらから狙えば良かったかも。

決勝レースは序盤、それほど変動はありませんでしたが、17周目にクラッシュがありセーフティーカーが導入され、その間ピットには入れず、23周目に再開されるや、丁度折り返しのタイミングで、多くのチームがピットに入り、ドライバー交代と給油作業があわただしく行われていました。
その時の動画ですが、GT300の25号車はタイヤ無交換作戦を取っていました。

レース終了後の表彰式も一般では入れない、表彰台の真下まで行くことが出来、場所によってはシャンパンファイトにかかってしまいそうです。

写真はGT300クラスの表彰ですが、今回優勝した№96号車の「K-tunes RC F GT3」のドライバーの一人は、2年生の学生と同じ年の19歳、「阪口晴南」選手で、スパークリングの日本酒によるシャンパイファイトなので、未成年だから逃げていて、ある意味、すごい選手が活躍していて、これからが楽しみです。

GT500クラスは終わってみれば1,2,3位「LEXUS」独占の表彰台でした。特にNo.36号車「au TOM`S LC500」の「関口雄飛」選手のタイヤ消耗を抑えながらのペースコントロールは素晴らしかったです。
今回のレースは好天に恵まれ、非常に楽しめたレースでした。

表彰式も終り、ピットではあわただしく撤去作業が行われ、メインストレートには戦い終わったGTマシンが車両保管のため綺麗に整列していました。圧巻でしたね。
さすがに決勝日の帰りは大渋滞で、特典である駐車場の出口がチームのトランスポーターの出口でもあり、しばらく待機してから家路につきました。後日知りましたが、クラスの学生も数人
観戦に来ていて話を色々しました。

いかがでしたか?今回は「ホスピタリティラウンジ」観戦記で、少し変わった視点からお届けしましたが、学生には値段的には厳しいかもしれませんが、社会人になって自分で給料を稼いで、是非今後も自動車を楽しんでもらいたいと思います。

前回のAUTFUN「新城ラリー2019」でお知らせした、世界ラリー選手権(WRC)の情報が2019年6月13日付け 中日新聞発表では、愛知、岐阜で開催される見通しとの報道発表がありました。地元での開催で大学から近い新城市でも行われるようなので、非常に楽しみです。

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新城ラリー2019 新型スープラ、ヤリスWRC、86デモラン /autfun/5366/ Mon, 27 May 2019 05:04:55 +0000 /?post_type=autfun&p=5366

自動車工業学科 助教 加藤 寛/KATO Hiroshi

2019年6月ぐらいにアップされていると思います。

2019年5月1日(水)新元号「令和」となりました。平成の時代は多くの天災がありましたが、令和の時代も「天災は忘れた頃にやってくる」のことわざにあるように、震災等を忘れず記憶を風化させないように。


報告が遅くなりましたが、以前のAUT FUNにも掲載しました、毎年秋に全日本ラリー選手権の最終戦として行われていた「新城ラリー」が、今年は第二戦として3月16日(土)、17日(日)と開催されましたので、自動車整備技能登録試験直前ではありましたが、日曜日に観戦して参りましたので報告させて頂きます。

今回で16回目となる新城ラリーですが昨年は二日間で5万4千人の観客を動員する大きな大会で、同じくAUT FUNに掲載している「スーパーGT」がサーキット開催で6万から9万人ですから、関心の高さが伺えます。

今回はラリー観戦よりも、「新型スープラ(A90型)」のデモラン見たさに来ました。
スープラの歴史は、ネットで検索して頂くとして、4代目スープラ(A80型)が2002年に生産中止となってから実に17年ぶりの復活となります。

写真は2枚とも今年1月に開催された「TOKYO AUTO SALON 2019」に出品された新型スープラです。
2枚目のスープラは2020年にスーパーGT500クラスに参戦予定の「GRスープラ スーパーGTコンセプト」です。
こちらも見に行きましたが、3日間で、33万人の来場者だったそうです。

日曜日のラリーは朝8時ぐらいからスタートし、サービスパークから順次、競技車両が出て行きます。
そんな中、珍しい車両がエントリーしていました。

左の車両が燃料電池車の「トヨタMIRAI」で、自動車評論家の国沢光弘さんがドライバーです。
右の車両は「フォード・エスコート」で、詳しい年式は分かりませんが、たぶん50年ぐらい前に製造された車両だと思います。ムチャクチャ綺麗でした。しかも、ラリーに出場しちゃうとは…。

本学を支援していただいている組織である「愛技会」の会員でもある、名古屋トヨペット様も、ヴィッツ(NCP131)と86(ZN6)の2台、エントリーされていました。チーム全員、ディーラー社員でつなぎを着たサービス・エンジニアの方も見えました。

競技は続いていますが、県営新城総合公園では、いよいよデモランの始まりです。

86のデモラン 西原正樹選手

2018年全日本ジムカーナ選手権SCクラスチャンピオンの西原正樹選手の86によるデモランです。観戦していた場所が直線部分で、あっという間に駆け抜けて行きました。
※動画が非常に短くてすいません。

ヤリスWRCのデモラン ユホ・ハンニネン氏

こちらも目玉のヤリスWRCのデモランです。ドライバーはフィンランド出身、ユホ・ハンニネン氏です。ヤリスとはヴィッツの海外での名前で、そのヤリスをベースに改造した380馬力オーバーのWRC(世界ラリー選手権)を戦う車です。ヴィッツベースで380馬力オーバーですから、本気の走りはすさまじいものでしょうね。残念ながらコースも短く限られていましたが、迫力はありました。

新型スープラ(A90型)のデモラン 脇坂寿一さん

新型スープラのデモランです。ドライバーは吉本興業所属のミスタースーパーGTこと脇坂寿一さんです。脇坂さんは現在、LEXUS TEAM LE MANS WAKO’Sの監督をやられています。GT500クラスでWAKO’S 4CR LC500がチームの車です。

さすがに市販間近のノーマル車両と思われるので静かですが、市販前の車両の走りが見られました。余裕があれば、乗ってみたい車ですね。

2019年5月17日に新型スープラが発売となりました。残念ながら今のところ、MTがなく、8速スポーツATのみで、愛車R52を6速MTで楽しんでいるので、まだまだ乗り続けて行きたいと思います。単に余裕がない、言い訳…。

デモランが終わるころから天候が悪くなって、場所によっては雪がちらつくコンディションとなり、今回はお試しの電車での来場だったので早々に引き揚げました。

ちなみに電車で会場までは、蒲郡からJR東海道線で豊橋へ、そこからJR飯田線で大海駅下車、徒歩10分ぐらいでした。

いかがでしたか?

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青春18きっぷ 長時間・長距離 旅行記 /autfun/5388/ Sat, 22 Sep 2018 04:44:48 +0000 /?post_type=autfun&p=5388

自動車工業学科 助教 加藤 寛/KATO Hiroshi

2018年9月ぐらいにアップされていると思います。

東日本大震災から7年半、また熊本地震から2年半、今年も「6月 大阪府北部の地震」、「7月 西日本豪雨」、「9月 台風第21号(チェービー)」、「9月 北海道胆振(いぶり)東部地震」があり、「天災は忘れた頃にやってくる」のことわざにあるように、震災等を忘れず記憶を風化させないように。


青春18きっぷの旅行記も今回で4回目となります。その他にもAUTFUNには載せていませんが色々と旅をしたり、レースも見に行っています。そして、今回は青春18きっぷの使いかけ
が急遽手に入りましたので、「長時間・長距離」の電車旅を報告します。

1日目

07:40 蒲郡駅

いつものように旅の始まりは本学のある蒲郡駅から出発です。東海道本線の大垣行き特別快速にておよそ40分で金山へ向かいます。停車駅は5駅です。

08:35 金山駅

乗換時間11分で中央線の中津川行き快速に乗ります。通勤時間帯でもあり、初めはかなりの混雑でした。停車駅は14駅です。この時間に金山から蒲郡に向かっても、1限目に間に合いますね。

10:00 中津川駅

乗換時間16分で松本行きに乗り換えです。18きっぷ組と思われる方々ばかりで、平日ですが意外に混雑します。塩尻までは20駅停車です。

11:58 塩尻駅

乗換時間8分で甲府行きに乗り換えです。小淵沢までは10駅停車です。

13:13 小淵沢駅

乗換時間6分で小海線の小諸行きに乗り換えです。慌てていて、車両後部の写真です。野辺山までは4駅停車です。小海線は日本一の高原鉄道で、とびらの写真のJR鉄道最高地点である標高1375mを通過する鉄道です。

13:46 野辺山駅 到着

野辺山駅は「JR鉄道最高地点駅」で、標高1345.67mです。2抜けの並び数字ですね。周辺観光のため、駅前の「野辺山観光案内所」にてレンタサイクルをお借りします。3時間で1000円でした。

野辺山宇宙電波観測所

駅から3㎞ほど走ったところに、「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」があります。写真は「45m電波望遠鏡」で、「ミリ波」と呼ばれる電波を観測できる電波望遠鏡では世界最大級の口径で、巨大ブラックホールを発見したそうです。左下にハイエースが写っていることから、その大きさが窺えます。

電波ヘリオグラフ

写真は「電波ヘリオグラフ」で、太陽専門の電波望遠鏡だそうです。84台のアンテナを使い、太陽の活動をモニターしています。2015年4月から名古屋大学宇宙地球環境研究所が運用を引き継いでいるそうです。

自然科学研究機構 野辺山展示室

アンテナの右下奥に見える建物が、「自然科学研究機構 野辺山展示室」で、中には「4次元デジタル宇宙シアター(4D2Uシアター)」があり、専門のガイドさんによる解説と迫力ある立体映像で、宇宙の構造とその進化を分かりやすく知ることができました。

JR鉄道最高地点(標高1375m)

国立天文台を後にし、3㎞ほど走ったところに、「JR鉄道最高地点(標高1375m)」である、踏切があります。何の変哲もない踏み切りですが、さすがJR鉄道最高地点で分水嶺となっていて、最高地点より小淵沢側に降った雨は太平洋に注ぎ込み、最高地点より小諸側に降った雨は日本海に注いでいるそうです。

鉄道神社

辺りには、産直の土産物屋や、全国的にも珍しい「鉄道神社」があり、旅の安全祈願をさせていただきました。自転車での移動で、やや登りの3kmはきつく感じるようになりました。年ですね~。※2枚の写真をよく見て、上りと下りの気動車なのが分かった人は、立派な鉄っちゃんです。

野辺山SLランド

自転車で数分のところに「野辺山SLランド」があり、蒸気機関車の走行や鉄道グッズの販売がありましたが、残念ながら、平成30年8月31日をもちまして、閉園になってしまいました。最後に訪れることができ、良い思い出となりました。

野辺山の名産品

野辺山周辺では高原野菜の栽培が盛んで、大型のトラクターをよく見ました。「野辺山高原レタス」や「野辺山高原キャベツ」が名産品だそうです。

八ヶ岳野辺山高原牛乳工場

牧場も多くあり、写真は「(株)ヤツレン 八ヶ岳野辺山高原牛乳工場」で、ソフトクリームや乳製品の直売所があり、「八ヶ岳野辺山高原ジャージーのむヨーグルト」を頂き、 めちゃくちゃ濃厚で美味しく、一息つけました。

踏切を渡るネコ

野辺山駅で電車待ちをしていると、踏切を渡るネコと遭遇しました。よく旅をしていると、ネコに会いますね。
癒しのひと時です。

16:54 野辺山駅

レンタサイクルを返却し、宿に向かいます。再び小海線で、小淵沢行きに乗ります。小淵沢までは4駅停車です。

JR鉄道最高地点

出発して間もなく、車窓からの「JR鉄道最高地点」です。写真を撮られている方が、数名いました。

シカが線路を横断

小海線は、標高1000mを超える高所を走る単線の高原列車で、林の中を縫って行きます。写真には収めることができませんでしたが、運転手さんが急に警笛を鳴らしたので、何かと思ったら、シカが線路を横切っていました。シャッターチャンスを逃しました。残念。

17:35 小淵沢駅

乗換時間8分で長野行きに乗り換えです。上諏訪までは6駅停車です。今回は時間が合わず、乗ることが出来ませんでしたが、写真の左側の青い車両は観光列車「HIGH RAIL 1375(ハイレール イチサンナナゴ)」です。気になった方はネットで検索。

18:16 上諏訪駅 到着

上諏訪駅には無料で入れる、足湯が毎日午前9時から午後9時までやっています。
表題の長時間・長距離って…?

2日目

上諏訪駅

上諏訪駅はJR東日本の管轄なのに、JR東海カラーの313系車両が停まっています。
これが表題の長時間・長距離の上諏訪発豊橋行き普通列車544Mです。

09:19 上諏訪駅

この列車番号544Mは、上諏訪駅を9時19分に出発し、ほぼ各駅に停車しながら、豊橋駅に16時16分に到着する、運転時間:6時間57分
・運転距離:213.7㎞
・表定速度:30.7㎞/h
の長時間・長距離列車です。距離的には短いかもしれませんが、秘境駅のたくさんある天竜川沿いを走る飯田線直通なので、スピードが上がらず、表定速度が30km/hそこそこの、のんびり電車旅です。
写真もたくさん撮りましたが、載せきれませんので、一部のみ載せます。

09:27 下諏訪駅 ⇒ 09:45 岡谷駅 ⇒ 09:45 川岸駅 ⇒ 09:59 辰野駅 ⇒ 10:02 宮本駅 ⇒ 10:04 伊那新町駅 ⇒ 10:08 羽場駅 ⇒ 10:11 沢駅 ⇒ 10:18 伊那松島駅 ⇒ 10:21 木ノ下駅 ⇒ 10:25 北殿駅 ⇒ 10:28 田畑駅 ⇒ 10:35 伊那北駅 ⇒ 10:38 伊那市駅 ⇒ 10:43 下島駅 ⇒  10:46 沢渡駅 ⇒ 10:50 赤木駅 ⇒ 11:00 宮田駅 ⇒ 11:04 大田切駅 ⇒ 11:09 駒ヶ根駅 ⇒ 11:12 小町屋駅 ⇒ 11:16 伊那福岡駅 ⇒ 11:22 田切駅 ⇒ 11:26 飯島駅 ⇒ 11:31 伊那本郷駅 ⇒ 11:36 七久保駅 ⇒ 11:39 高遠原駅 ⇒ 11:43 伊那田島駅 ⇒ 11:46 上片桐駅 ⇒ 11:54 伊那大島駅 ⇒ 11:59 山吹駅 ⇒ 12:01 下平駅 ⇒ 12:04 市田駅 ⇒ 12:07 下市田駅 ⇒ 12:10 元善光寺駅 ⇒ 12:14 伊那上郷駅 ⇒ 12:17 桜町駅 ⇒ 12:20 飯田駅 ⇒ 12:23 切石駅 ⇒ 12:26 鼎駅 ⇒ 12:29 下山村駅 ⇒ 12:34 伊那八幡駅 ⇒ 12:36 毛賀駅 ⇒ 12:39 駄科駅 ⇒ 12:42 時又駅 ⇒ 12:45 川路駅 ⇒ 12:50 天竜峡駅 ⇒ 12:52 千代駅(秘境駅ランキング第26位) ⇒ 12:55 金野駅(秘境駅ランキング第7位) ⇒ 12:59 唐笠駅 ⇒ 13:04 門島駅 ⇒

13:10 田本駅(秘境駅ランキング第4位)

写真の田本駅はホームの幅がほとんど無く、断崖絶壁の駅です。

13:13 温田駅 ⇒

13:18 為栗駅(秘境駅ランキング第17位)

写真の為栗(してぐり)駅からは吊り橋が見えます。周りに民家は見えませんね。

13:25 平岡駅 ⇒ 13:29 鶯巣駅 ⇒ 

13:36 中井侍駅(秘境駅ランキング第14位)

写真は伊那小沢駅の時刻表です。1時間に1本もありません。

13:32 伊那小沢駅

写真は車窓からの中井侍駅、到着直前です。こちらも断崖絶壁の駅。

13:42 小和田駅(秘境駅ランキング第3位)

小和田駅は静岡県浜松市天竜区になりますが、「静岡県」「愛知県」「長野県」の3つの県境のすぐ近くにある「三県境界駅」です。

13:47 大嵐駅 ⇒ 13:53 水窪駅 ⇒ 13:55 向市場駅 ⇒ 13:59 城西駅 ⇒ 14:03 相月駅 ⇒ 14:08 佐久間駅 ⇒ 14:17 中部天竜駅 ⇒ 14:21 下川合駅 ⇒ 14:23 早瀬駅 ⇒ 14:25 浦川駅 ⇒ 14:28 上市場駅 ⇒ 14:30 出馬駅 ⇒ 

14:35 東栄駅

東栄駅は地元のお祭りで重要無形民俗文化財である「花祭」で使用される鬼の面がモチーフになっています。

13:37 池場駅 ⇒ 14:44 三河川合駅 ⇒ 14:48 柿平駅 ⇒ 

14:54 三河槙原駅

三河槙原駅からの岩山の景色です。

14:57 湯谷温泉駅 ⇒ 15:01 三河大野駅 ⇒ 15:12 本長篠駅 ⇒ 15:14 長篠城駅 ⇒ 15:17 鳥居駅 ⇒ 15:20 大海駅 ⇒ 15:27 三河本郷駅 ⇒ 15:29 茶臼山駅 ⇒ 15:31 東新町駅 ⇒ 15:42 新城駅 ⇒ 15:46 野田城駅 ⇒ 15:50 東上駅 ⇒ 15:52 江島駅 ⇒ 15:55 長山駅 ⇒ 16:00 三河一宮駅 ⇒ 16:04 豊川駅 ⇒ 16:07 牛久保駅 ⇒ 16:10 小坂井駅 ⇒ 下地駅(通過)⇒ 船町駅(通過)⇒ 

16:16 豊橋駅

上諏訪駅から95駅となります。意外にも、乗り続けた同士が数名いました。
乗務員は5回ぐらい交代していました。

16:31 豊橋駅

東海道本線 米原行き快速

16:42 蒲郡駅 到着

今回の旅はいつものトラブルがまったくなく、予定通りに進むことができました。キセキ?

※トラブルではありませんが、今回の電車旅の中で、ICカードで改札を通り、下車駅が無人のため車掌さんがその都度対応し、かなり忙しくされている光景を幾度か拝見しました。(場合によっては対応のため、電車は遅延します)
賛否両論あるかとは思いますが、事前の計画(きっぷでの乗車)や、下車前の車内での早めの対応(車内清算)等、御一考を。

いかがでしたか?

自動車短期大学は自動車専門学校に比べ、時間的な余裕があり、皆さんもこれを参考に、長い休みを利用して、「自分で計画し、自分で行動」して、もっと多くの出会いをしてもらいたいと思います。

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ヘッドライトのくもりや黄ばみ これでスッキリクリアー /autfun/5058/ Fri, 07 Sep 2018 00:09:20 +0000 /?post_type=autfun&p=5058

事務局 河合武明/KAWAI Takeaki

ヘッドライトが曇っていると、クルマが古く感じてしまいますよね。

施行前

施行後

きれいになるか検証開始

車を購入して10年。ヘッドライトに曇りが。
透明なもとの姿に戻らないかなあ・・・と思いホームセンターで見つけたのがこれ。
本当にきれいになるか検証してみました。

作業の手順

1.ヘッドライドの汚れを落としたらマスキング

ボディーに傷などがつかないように、しっかりとマスキングします。
ボンネットを閉めたまま作業する場合は、ヘッドライト周りのボンネットもマスキングする必要がありますが、空けておくことでマスキングする範囲が少なくて済みます。

2.下地処理用の耐水ペーパーで磨く 

ヘッドライトを濡らしてから
付属されている下地処理用の耐水ペーパーで丁寧に磨きます。

3.汚れを洗い流す

水で汚れを洗い流します。汚れが残っていないかチェックします。

4.仕上げ処理用の耐水ペーパーで磨く

ヘッドライトを濡らしてから
付属されている仕上げ処理用の耐水ペーパーで丁寧に磨きます。

5.汚れを洗い流す

水で汚れを洗い流します。

6.A液とB液を混ぜる

7.混ぜた溶液を塗る

注射器でガーゼに2ml.くらい染み込ませて素早くヘッドライトに塗布します。
10分くらい乾かし、さらにもう1回塗布します。

8.完成

予想外の出来ばえに大満足!!

9.7ヶ月が経過

どれくらい耐久性があるのか不安に思っている人も多いのでは・・・。

7ヶ月が経過していますが、透明度を保っています。
箱には1年耐久と記載があります。

溶液が余ったので、軽トラックのヘッドライトもピッカピカ。

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エコキャップ運動 /autfun/5451/ Mon, 26 Feb 2018 09:15:20 +0000 /?post_type=autfun&p=5451

自動車工業学科 助教 加藤 寛/KATO Hiroshi

2018年2月ぐらいにアップされていると思います。
2018年3月11日で東日本大震災から7年となり、また、2018年4月16日で熊本地震から2年となります。震災を忘れず記憶を風化させないように。

自動車短期大学の二年生は、毎年3月末に二級ガソリン自動車、二級ジーゼル自動車の自動車整備技能登録試験があり、今の時期は国家試験の実技免除のための講習を行いながら、登録試験合格に向けての勉強に励む毎日です。

エコキャップ運動のきっかけ

私どもの大学は、名古屋市熱田区にある「学校法人電波学園」の設置校の一つで、学校法人電波学園は1952年(昭和27年)に名古屋市熱田区に名古屋無線電信学校を設置したのが始まりで、現在は、大学1校、短期大学1校、高等学校1校、専門学校8校、外国語学校1校を擁する総合学園となっており、『社会から喜ばれる知識と技術をもち、歓迎される人柄を兼ね備えた人材を育成し、英知と勤勉な国民性を高め、科学技術・文化の発展に貢献する』を建学の精神として、工業系から文化教養系まで幅広い分野にわたり学校教育を行っています。在学生は海外留学生を含め8500名、卒業生数は17万1000名に及んでいます。

その電波学園が60周年を迎えた時に、学園全体としてエコ活動を行い、そのうちの一つとして、エコキャップ運動をおこなうようになりました。

エコキャップ運動とは

エコキャップ運動は、女子高生がゴミの分別に基づいて、ペットボトル、キャップ、ラベルの3つに分けて、清掃局に持ち込むと「ペットボトルはここに置いて、その他は燃えるゴミで・・・。」との発言に、分別は売れる物、そうじゃない物を分ける為?3Rの実態とは?などの社会やリサイクルに対する女子高生の疑問に対し、ペットボトルのキャップがリサイクルできるかどうか調べてみようという実証実験からスタートしたそうです。

エコキャップ運動の目的は、リサイクルの促進、CO2の削減、売却益で発展途上国の医療支援の発足時は3つの目的でしたが、リサイクルの過程で雇用創出ができることがわかり、現在はこの3つの目的に加えて、障がい者・高齢者雇用促進などの4つの目的になったそうです。現在は、特にリサイクルの過程で多くの障がい者の方々の雇用創出に力を入れているようで、このプロジェクトは、障がい者の方々がキャップの分別や異物除去、キャップの破砕作業、キャップの運搬集荷などの継続的な仕事を創るエコステーション構想で、このような丁寧な作業が、高品質の再生原材料になり、多くの製造メーカーなどのご理解をいただき、商品化されていて、小さなキャップを通じて、多くの方々のご理解・ご協力をいただき、本格的なリサイクルの循環の輪が構築されていくようです。

NPO法人(府国生第130号内閣府認証)エコキャップ推進協会 HPより

私どもの短大は、大学では珍しい担任制で行っており、各教室に学生が指定の席に着席し担当の先生がその教室に講義に行く形となっています。
実習や科目によっては大きな実習場や大部屋の講義室に行くこともありますが、基本的に座学は教室で行うので、昼休みも学食に行く学生もいますが、教室で食事をする学生は多くいます。
写真にあるように教室の後ろにはごみ箱が設置され、燃えるごみ、ビン・カン、ペットボトルに分別を行っています。そうした中、私はB組の担任を受け持っているので、B組の教室にはキャップを入れる袋を設置しています。学生たちは協力してくれる子もいますし、あまり考えずに捨ててしまう子もいます。毎日教室の見回りをしながら、コツコツと集めています。
回収したキャップにはシールが貼られていたり、汚れているので一度洗って、乾かしてから回収容器に集めます。その結果、とびらの写真のように、キャップ回収容器にいっぱい集まったので、引き取ってもらうことにしました。

回収拠点を探してもらうと、本学のある蒲郡市にも回収拠点があることが分かり、早速連絡を取り、持ちこみをしました。
場所は蒲郡市浜町にある「株式会社誠宇ジャパン」様です。
回収したキャップを引き取っていただき、重量を量って頂いたところ、とびらの写真の回収容器いっぱいで、7.6㎏ありました。
後日、ファックスで受領書が送られてきて、個数では約3268個あったようです。たくさんあるように見えて意外と少なく、他の学園姉妹校と比べると微々たる回収量でした。エコキャップ推進協会のHPでは、回収実績を見ることが出来ます。

また、CO2の削減量としては23.94kgとのことで、CO2の削減としては、同じこの
「AUT FUN」にも掲載している「バイオ・ディーゼル」も続けており、約9年間走行を続けていますが、年間にCO2の排出が約4t削減されると推測して、36tの削減効果があったかと思われます。
エコキャップ運動も含め、CO2の排出を少しでも削減し地球温暖化を遅らせる、環境への意識を学生たちに持ってもらいたいと思います。

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スーパー耐久シリーズ2017 第6戦 in岡山 観戦記 /autfun/6699/ Sat, 21 Oct 2017 05:43:19 +0000 /?post_type=autfun&p=6699

自動車工業学科 助教 加藤 寛/KATO Hiroshi

 2017年12月ぐらいにアップされていると思います。

 

 北朝鮮問題等があり忘れられがちですが,東日本大震災から約6年半が経ち、また、熊本地震から約1年半が経ちます。震災を忘れず記憶を風化させないように。

 

 短期大学の2年生はこの時期になるとほぼ進路も決まり、毎年3月末に行われる二級ガソリン・ジーゼル自動車の自動車整備技能登録試験に向けての認定講習が始まる時期ですが、今回は「スーパー耐久シリーズ2017 第6戦 スーパー耐久レースin岡山」を観戦してきましたので報告させて頂きます。

加藤寛スーパー耐久2017_01

スーパー耐久とは

 この「AUT FUN」でいくつか紹介しました自動車レースで「SUPER GT」がありますが、市販車ベースではありますが大幅な改造が施されており特にGT500は、外観は近いですが中身は全くの別物で、それに対し「スーパー耐久」の車両は市販の量産自動車をもとに一部改造を加えただけで、エントリーも自動車メーカーではなく自動車ディーラーやプライベーターで車両も色々あり、普段街中で見かける車両が耐久レースとして使われています。

 また、耐久と言うぐらいですから2017年の第1戦MOTEGIでは200分。第2戦SUGOでは3時間。第3戦SUZUKAでは4時間。第4戦AUTOPOLISでは3時間。第5戦FUJIではなんと10時間。そして今回の最終戦でもある第6戦OKAYAMAは3時間と、2,3名のドライバーで走行し、最低2回のピットストップを行う長丁場のレースです。

車両クラス(今回の7クラス)

ST-X

FIA-GT3の公認車両で供給状態からの改造が許されない。四輪駆動は禁止。

日産GT-R、フェラーリ488、メルセデスAMG、写真のポルシェ911など。

加藤寛スーパー耐久2017_02

ST-TCR

今年から設けられたクラス。2000ccの
ターボエンジン。二輪駆動車。

アウディRS3LMS、ホンダシビックType―R、写真のVW GOLF GTI。

加藤寛スーパー耐久2017_03

ST-1

3501cc以上の車両。

今回のエントリーは写真のポルシェ991 GT3 Cupの1台のみでした。

加藤寛スーパー耐久2017_04

ST-2

2001~3500ccの四輪駆動車。ウェットコンディションでは絶対的に有利。

とびらの写真の三菱ランサーエボXと写真のスバルWRX STI。

加藤寛スーパー耐久2017_05

ST-3

2001~3500ccの二輪駆動車。

日産フェアレディZ34、レクサスIS350、レクサスRC350、写真のトヨタマークX。

変わった車ではマツダアクセラのディーゼルターボ車もエントリーしています。

加藤寛スーパー耐久2017_06

ST-4

1501~2000ccの車両。駆動方式は問われない。

ホンダシビックType―R、マツダロードスター、ホンダインテグラType―R、ホンダS2000、トヨタヴィッツターボ、スバルBRZ、圧倒的に多いのが写真のトヨタ86です。

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ST-5

1500cc以下の車両。

トヨタヴィッツ、マツダロードスター、圧倒的に多いのが写真のホンダフィット、変わった車ではマツダデミオのディーゼルターボ車もエントリーし、富士の10時間では優勝しています。

また、女性ドライバーだけのチームも参戦しています。

UNDER17エキシビジョンレース

加藤寛スーパー耐久2017_09

 土曜日は公式予選日でしたが、フォーミュラカーによる18歳未満のドライバーのレースがありました。

 写真のドライバーは今話題の小学生プロドライバー「Juju」こと野田樹潤さんです。お父さんは元F1ドライバーの野田英樹さんです。日本人初の女性F1ドライバーを目指しています。応援しましょう。

ROADSTER Party Race Ⅲ 西日本シリーズ第4戦

ナンバー付き車両のマツダロードスターのワンメイクレースです。

このワンメイクレースにはマツダの常務執行役員の方も参戦しているようです。岡山はマツダの本社がある広島に近いので、どのレースもマツダ車が多いですね。

加藤寛スーパー耐久2017_10
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スーパー耐久決勝レース

 土曜日の公式予選は曇りで持ちましたが、日曜日の決勝レースは朝から雨のウェットコンディションで午前にST-4・5クラスによる3時間の決勝レース、午後からST―X、ST-TCR、ST―1・2・3クラスによる3時間の決勝レースが行われました。レースの結果はネットで検索してください。

加藤寛スーパー耐久2017_14
加藤寛スーパー耐久2017_13

いかがでしたか?

 SUPER GTはSUPER GTの面白さがあり、国内レースでは人気が高く観客動員数も数万人集まり、ピットウォークなどは人だらけですが、スーパー耐久「S耐」はそこまで多くないので、余裕を持って色々と観戦でき、また、今回の岡山では思いがけない出会いもあり、今後も機会があれば観戦していこうと思います。本学は日本の真ん中あたりの愛知県蒲郡市と幸田町の境にあり、FSW(FUJI SPEEDWAY)やSUZUKA CIRCUITも、どちらも高速で2,3時間の距離で、クルマ好きには良い環境の大学だと思います。

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Mercedes-Benz GLC 試乗 & 2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 予選 観戦記 /autfun/5483/ Tue, 09 May 2017 06:39:48 +0000 /?post_type=autfun&p=5483

自動車工業学科 助教 加藤 寛/KATO Hiroshi

2017年3月11日で東日本大震災から6年が経ち、また、2017年4月16日で熊本地震から1年が経ちます。震災を忘れず記憶を風化させないように。

毎年3月末に行われる、二級ガソリン自動車、二級ジーゼル自動車の自動車整備技能登録試験が今年も行われ、自動車短期大学もようやく一段落し、新年度に向け動き出す前の春休み時期を利用して、株式会社ヤナセ 名古屋営業本部 様のご厚意によって、今回、「Mercedes-Benz GLC 250 4MATIC スポーツ(本革仕様)」に試乗できる機会を頂きましたので、その試乗の様子と、同時に「2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 予選」の観戦報告をいたします。

Mercedes-Benz GLC 試乗

愛知工科大学自動車短期大学が、常日頃からお世話になっている自動車メーカー、ディーラー、整備関連事業者等の後援会組織、愛知工科大学技術後援会「愛技会」161社(平成29年3月末現在)の会員企業様の輸入車ディーラーである「株式会社ヤナセ 名古屋営業本部」様から、「教職員の方々に、輸入車の魅力をお伝えし、また、最新技術に触れることで、教育指導に役立てて頂きたい」とのご厚意により、今回Mercedes-Benz GLC 250 4MATIC スポーツ(本革仕様)」を約2週間お借りしました。 おもに自動車短期大学の先生方で数日ごとにシェアしながら、体感試乗をさせていただく貸出期間中に、岡山県の美作市(みまさかし)にある「岡山国際サーキット」に於いて、2017年SUPER GTの開幕戦である「2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 OKAYAMA GT 300km RACE」が開催されるので、急遽土曜日の予選観戦を目的に、長距離試乗をしました。

本学のある蒲郡市から岡山県へは、国道23号線から高速の伊勢湾岸自動車道、東名阪自動車道、新名神高速道路、名神高速道路、中国自動車道を通るルートで、片道約350kmあります。ほぼ高速道路の往復700km超のロング試乗となります。
急遽の観戦のため、チケットの準備や日曜日に予定とも重なり、土曜日の予選のみの観戦で、また、前日の金曜日は授業があるため、授業後の夜に出発して土曜日の予選終了後帰宅する強行スケジュールとなりました。

安全機能満載

今回お借りしたGLCは、直列4気筒2.0リットルターボエンジンで、155kW(211PS)の最高出力を誇り、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)を兼ね備えたエンジンで、パワーと燃費性能に優れ、また、電子制御式9速A/T、9G-TRONICの効果もあり、カタログ燃料消費率JC08モード13.4km/リットルに対し、実際高速道路の往復700km強のロングクルージングで、実燃費は満タン法で12km/リットル以上と、車両重量1860kgでありながらストレスなく走れ、満タンで出発し一回も給油することなく岡山往復ができました。お世辞抜きで本当によく走ります。

伊勢湾岸自動車道や東名阪自動車道では交通量が多く、安全に走行車線を走っているとき、追い越しの車が来るとドアミラーの中に何やら光るものを発見しました。これはアクティブブラインドスポットアシストといって、リヤバンパー左右にレーダーセンサーがあり、ミラーで見えない死角でも注意をしてくれます。

Radar Safety Package を搭載し、特に中国自動車道に入ってからは、交通量が少なくなったため、ディストロニック・プラス(ステアリングアシスト付き)の機能を試してみました。 これは、2種類のレーダーセンサーによって前を走っている自動車を認識し、速度に応じた車間距離を保ちながら、クルーズコントロールの要領で、アクセルやブレーキを踏まなくても自動で走るので非常に楽に走れ、また、アクティブレーンキーピングアシスト機能で、フロントウィンドウのマルチファンクションカメラが車線を検出し、フロントホイールが走行車線を越えるとハンドルがブルブル振動して警告を促します。

長距離走行で疲れていたのか、アテンションアシスト機能が働き、警告音とともにナビ画面に一番近いSAやPAを表示し「休憩しませんか?」と教えてくれました。中国自動車道の社PAで始めて休憩を入れました。ここで少々仮眠をして、作東ICで下り岡山国際サーキットに早朝の6時前に到着。

SUPER GT Round 1 予選観戦

入場ゲート

SUPER GTに関しては以前お伝えしたAUT FUNを読んでいただければ幸いですが、 ここで岡山国際サーキットに関してお伝えします。非常に人気のあるレースで、毎回 駐車場に困ります。岡山もレース場内に駐車場はありますが、有料の事前チケットを 手に入れないと入れません。今回も急遽といったこともあり、少々離れた無料駐車場 に止めました。しかし、安心してください。離れた駐車場とレース場入り口間は無料のシャトルバスが走っていて助かります。

今回もよりレースを楽しむため、総合インフォメーションで、パドックパスを購入しました。
富士は首からぶら下げるパスですが、岡山はリストバンドでした。

パドック

パドックへはコース上を跨ぐダンロップブリッジを通ります。パドック内に入り、7時からのオープンピット(公開車検)を待ちます。
今シーズン車両規定が変わり、GT500クラスは全て新型車となりました。

特にレクサスLC500は公式テストでも調子が良かったのでどうなるか期待が高まります。
Q1が始まり、やはりレクサスが速く、上位4台がLC500で、GT-Rは1台も残れませんでした。
Q2では途中2回の赤旗中断で、結果ポールポジションは、ARTA NSX-GTとなりました。
赤旗のタイミングでの結果ですね。

決勝は見ていませんが、結果としてGT500クラスは上位6台がLC500となり、次戦富士 でウェイトハンディを積んでもこの勢いは止まらないかもしれませんね。
写真は今回の優勝マシン、KeePer TOM`S LC500です。

続いてGT300クラスは予選、決勝ともAMG勢が速く、結果として写真のグッドスマイル初音ミクAMGの優勝となりました。

GT300クラスは色々な車両が参戦していて本当に面白く、そんな中2017年初参戦車両、 FIA GT3車両のコンチネンタルGT3が写真の車両です。EIcars BENTLEY GT3で、なんと大学を支援していただいている「愛技会」会員ディーラーの「株式会社アイカーズ」様がチームオーナーです。

こちらも2017年初参戦車両、マザーシャシーを使った、マークXです。
埼玉トヨペットのディーラーチームで、メカニックは現役の整備士が担当しています。
残念ながら、予選でクラッシュでした。

走行を終えて

今回は急遽のレース観戦で、本当は決勝も見たかったですが予定もあり帰途につきました。途中から大雨となり、特に伊勢湾岸自動車道では前が見えないくらいの土砂降りでしたが、全天候型フルタイム四輪駆動システム4MATICのおかげで、まったくハンドルを取られることもなく、安心して走ることができました。
また、最新技術を搭載した乗車の機会ができましたら報告したいと思います。

※一部紹介写真 メルセデス・ベンツ日本HPより

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